整備例 BIANCHI ヴィンテージロード

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70年代後半のBIANCHIビンテージロード入荷しました。コロンバスクロモリフレーム、メカはカンパSレコード仕様です。30年間乗ってなく倉庫保管の状態で入荷しています。写真で順を追ってレストア仕上げを解説します。
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カンパSレコードクランクです。油汚れなどあります。30年以上経っていますが部品の材質が大変よく磨けばぴかぴかになります。
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リアメカ、ブレーキアーチ前後付近です、汚れとほこりでいっぱいです。ちなみにリアメカのPATは78年刻印です。
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フロントハブ付近と前後タイヤをリムから剥がした状態です。年数が経っていますのでタイヤを剥がしてもリムに破片が残った状態です、剥がすのに時間がかかります。
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リムに残ったタイヤ片を取り除きます、当店は彫刻刀ではがしていきます。年数風化で堅くなったタイヤを剥がす場合はこれが最良です。剥がし終わりましたらワイヤブラシで磨きます。仕上げは拭き上げますときれいに落ちます。手間と根気の勝負です。
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次に部品の取り外しを行います。まずはクランクから。30年目で初めてボルトを緩めますので慎重を要します。1日前に潤滑油をしみこませていましたので簡単に外れました。
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クランクが外れましたらBBも取り外します、もちろん椀も専用工具にて取り外しします。工具がなめないよう慎重に作業します。この力加減にコツがあります、何台もレストア作業をしていると加減が体に染みついてきます。
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すべて外し終えた状態です。これから洗浄に入ります。
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洗っているところです。材質を傷めないようアルカリ洗剤できれいに洗います、濯ぎはお湯を使用します。
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きれいに洗い終わりました。年数経ってもカンパはきれいです、やはり材質がいいのでしょう、この年代の部品メーカーは色々ありますがカンパが最高だと感じます。
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きれいに洗い終わったフリーです。レジナレコードチタンです。この年代にチタンフリーを使っています。「すばらしい」その一言に尽きます。
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ここからは組み上げ作業に入ります。BB取り付けします、きれいに洗浄してグリスUPします。もちろんカンパグリス使用です。
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きっちり締め込みします。力を要します。工具ももちろんカンパです!
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当店では工具も妥協はしません、カンパにはカンパです。すべてそろっています。
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反対側の締め込み作業です。力加減が重要です。締めすぎると堅く、やわらかすぎると遊びが出ます、ここは慎重に!しつこいですがもちろんカンパ工具使ってます!
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クランク取り付け作業に入ります、グリスも忘れずに!手抜きはしません!
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ボルトをきっちり締め込みします。ボルトの材質も最高です、少々締めてもなめません、しっかり締まります!カンパ最高!!
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リアメカ取り付け作業です。
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前後ブレーキアーチも取り付けます。
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チェーン取り付けします。
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次はヘッドパーツのメンテナンスです。30年たった状態のグリスです。BEFOR
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グリスをきれいに入れなおしします。AFTER
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フロントのハブもグリスUPします。
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いよいよ最終段階、インナーアウター(ブレーキ、変速)ワイヤーを張り、変速調整をして完成します。
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きれいに出来上がりました。ここまでの所要時間は4時間です。1973年~74年のヨーロッパチャンピオンモデルです。当時は40万円ほどしたと思います。30年前の金額ですので今に換算すれば…。以上簡単ですが当店の妥協を許さない整備です。ご参考になれば幸いです。

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